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第1次越冬隊が樺太犬リキの飼い主に謝罪した真相

実話「南極物語」のあらすじとネタバレシリーズ「第1次越冬隊の樺太犬の飼い主への謝罪旅行の真相」のネタバレです。


実話「南極物語」のあらすじは『実話「南極物語」のあらすじとネタバレ』をご覧ください。

1958年(昭和33年)2月23日正午、第2次南極観測隊の隊長・永田武は悪天候により、第2次越冬隊の成立を断念し、南極のオングル島にある昭和基地に樺太犬タロ・ジロ・リキなど15頭を置き去りとした。

(置き去りまでの経緯は「樺太犬タロ・ジロ・リキを昭和基地に置き去りにした経緯」をご覧ください。)

映画「南極物語」では、帰国した第1次越冬隊の潮田暁(高倉健)が樺太犬の提供者に謝罪する旅に出る。

だから、実際の第1次越冬隊も謝罪旅行に出たと思われがちだが、実話では第1次越冬隊員は謝罪旅行に出ていない。映画「南極物語」はフィクションである。

そもそも、実話では、樺太犬は飼い主から借りたのではなく、第1次越冬隊が購入したものである。だから、飼い主は第1次越冬隊(南極観測隊)である。

第1次越冬隊は北海道大学農学部の経費26万円で、樺太犬49頭を購入している。平均単価5300円だが、子犬のタロ・ジロ・サブロは魚市場で3000円で購入したらしいので、成犬はもう少し高いようだ。

北海道大学の経費になっているのは、第1次越冬隊の隊長・西堀栄三郎が樺太犬の権威である北海道大学の教授・犬飼哲夫に樺太犬集めを依頼したからである。

さて、当時は樺太犬タロ・ジロ・リキなど15頭を置き去りにしたことについて、相当な抗議があった。日本から第2次南極観測船「宗谷」に多くの電報が届いた。

「モノイワヌ・タイインヲ・ゼッタイニ・コロスナ・バンナンヲ・ハイシ・ツレカエレ(もの言わぬ隊員を絶対に殺すな。万難を排して連れ帰れ)」

「イヌゴロシ・イヌヲノコスナラ・ナガタタイチョウトジュイチニンハ・ニホンヘカエルナ(犬殺し。犬を殺すなら、永田隊長と11人は日本へ帰るな)」

また、第2次南極観測隊の隊長・永田武や第1次越冬隊の隊長・西堀栄三郎のほか、各隊員の自宅に脅迫電話や脅迫文もあり、警察が自宅付近を警備する事態に発展していた。帰国した隊員は相当な非難を受けた。

映画「南極物語」では飼い主にお詫び行脚をするが、第1次越冬隊の犬係・北村泰一は、謝罪旅行に出るのではなく、樺太犬の飼い犬としての責務を果たそうとした。

1年後、北村泰一の姿は南極にあった。昭和基地に置き去りにしてきた樺太犬タロ・ジロ・リキなど15頭を葬るため、北村泰一は第3次越冬隊に参加したのである。それが、犬係としての答えだった。

そして、北村泰一は昭和基地で樺太犬タロ・ジロと奇跡の再会を果たす。(ただし、映画「南極物語」のような感動的な再会ではない。詳しくは「北村泰一が樺太犬のタロ・ジロと再会するあらすじ」をご覧ください。)

その後、北村泰一は昭和基地と南極大陸の間の氷陸を割り、鎖につながれて死んでいた樺太犬7頭を1頭、また1頭と水に沈めて、水葬にした。そして、昭和基地の近くにブロンズ製の阿弥陀如像を祭ったのである。
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