スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


南極大陸-最終回の謎の老人の正体

最終回で謎の老人が登場したTBSの南極越冬隊ドラマ「南極大陸」の最終回と結末の感想と謎の老人の正体です。


このページは「南極大陸の最終回の感想」からの連載で、「第1次越冬隊の偉業や功績」からの続きです。

■置き去りにされた樺太犬は日本の象徴
昭和基地に置き去りにされた樺太犬15頭は、現在の日本の象徴だと思った。

力がある者は生き残り、コネがある者は助けられ、弱い者は死んでいく。これが日本の現場である。

だから、力のある樺太犬6頭は首輪から抜けだし、コネのある風連のクマとジロの2頭は助けられた。しかし、力の無い樺太犬アカなど7頭は見捨てられて死んだ。

ドラマ「南極大陸」は、樺太犬の置き去り事件を利用して、リアルな日本の現場を上手く表現していると思う。後は、日米が「タロ・ジロ組」になるのか「リキ・風連のクマ組」になるのか、という問題だと思う。

ドラマ「南極大陸」の後続ドラマ「運命の人」は、外務省機密漏洩事件(沖縄密約事件)をテーマにしている。だから、よけいに、置き去りにされた樺太犬が日本そのものだと思えた。

■樺太犬タロ・ジロとの再会
原作者の北村泰一は「嘘も100回言えば、本当になる」と言っていた。映画「南極物語」では、潮田暁(高倉健)と樺太犬タロ・ジロがいきなり飛びついて感動の再会を果たしたが、これは事実ではない。

実話では、ドラマ「南極大陸」のように、北村泰一は樺太犬タロ・ジロと対峙しているので、映画「南極物語」よりはドラマ「南極大陸」の方が実話に近い。

(実話で北村泰一が樺太犬タロ・ジロと再会するあらすじは「北村泰一が樺太犬のタロ・ジロと再会する南極物あらすじ」をご覧ください。)

ドラマ「南極大陸」で倉持岳志(木村拓哉)が樺太犬タロ・ジロと再会するシーンは、イメージと違ったが、いきなり飛びかからなかったので、一応合格なのだろうか。

■樺太犬タロ・ジロと仲間達
樺太犬と言えばタロ・ジロは有名だが、その他の樺太犬は名前すら知られておらず、「タロ・ジロとその仲間」程度の認識がない。

ドラマ「南極大陸」では、あまり光の当たらないベック・風連のクマ・シロなどに光が当たっていたので、その点については良かったと思う。樺太犬リキと樺太犬シロは、タロ・ジロよりも人気になったのではないか。

原作者の北村泰一は犬塚夏男(山本裕典)という馬鹿キャラになっていたが、北村泰一は自分の事よりも樺太犬のことを想っている人なので、タロジロ以外の樺太犬に光が当たったのでドラマ「南極大陸」にはそれなりに満足しているのではないかと思う。

■ドラマ「南極大陸」の最終回に登場した最後の老人
ドラマ「南極大陸」の最終回の最後に、杖を突いた謎の老人が登場した。最後の場所は樺太犬を水葬にした場所なので、謎の老人の正体は、おそらく原作者の北村泰一である。実際にあの場所が南極なのか、北村泰一本人なのかは分からない。

実話では、昭和基地のあるオングル島と南極大陸の間の氷を割り、樺太犬を水葬にした。そして、北村泰一は昭和基地に近くに阿弥陀如来像を祭って、樺太犬を弔った。

北村泰一は「今でもあの場所を忘れていない。今でも犬たちのことが忘れられない」と言っているので、ドラマ「南極大陸」の最後に登場した老人は北村泰一だと解釈できる。

倉持岳志(木村拓哉)が樺太犬を水葬にするとき、「絶対に会おうな。それまでちょっとだけ待っててくれ」と言っていた。

原作者の北村泰一は80歳くらいだ。だから、倉持岳志(木村拓哉)の「ちょっとだけ待っててくれ」という台詞は、北村泰一の現在の心境を上手く表せていたと思った。

■南極大陸は難局大陸
ドラマ「南極大陸」は「難局大陸」と揶揄されることがある。これは、非常に良くできている駄洒落だ。

実は、これは第1次越冬隊の隊長・西堀栄三郎の口癖だ。西堀栄三郎は南極観測隊の準備をしているとき、「南極は難局だ」とよく言った。

だから、「難局大陸」と揶揄されるTBSドラマ「南極大陸」は、当時の西堀栄三郎の心境を知ることが出来る良くできたドラマと言える。

■南極大陸の西堀栄三郎
西堀栄三郎は京都の明倫小学校時代に、兄に連れられて、日本初の南極探検隊・瀬矗(しらせのぶ)の講演を聴きに行き、南極に興味を持った。

だから、ドラマ「南極大陸」は、面白いとかつまらないとか言うよりも、南極に興味を持つ若者が居てくれれば良いと思った。

■ボツ企画でもやってみなはれ

隊員「隊長。ボツンヌーテン旅行を企画しました」

隊長「ボツ企画でも、やってみなはれ」

隊員「ボツ企画ではなく、ボツンヌーテンです」

隊長「何でもええ、とにかく、やってみなはれ」ニヤニヤ

こんな会話があったかどうかは知らないが、西堀栄三郎の「やってみなはれ」は非常に良い言葉だ。西堀栄三郎の「やってみなはれ」が聴けただけでも、ドラマ「南極大陸」の価値はあったと思う。

さて、ドラマ「南極大陸」は意味が分からないシーンが多いのだが、分かる範囲で見所シーンの解説を後日、更新する予定です。

ドラマ「南極大陸」の原作や主題歌は「南極大陸の主題歌と原作」をご覧ください。

コメント

スポンサーサイト南極大陸-最終回の謎の老人の正体へのコメント

規定数に達したのでコメントの受付は停止しました。こちらは、コメント欄です。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。