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ドラマ「南極大陸」の名場面を実話で解説

キムタクこと木村拓哉が主演するドラマ「南極大陸」の名場面を実話から解説してネタバレするページです。


ドラマ「南極大陸」と実話の比較は、『ドラマ「南極大陸」と実話「南極物語」の比較のまとめ』にまとめた。このページでは、ドラマ「南極大陸」の名場面をピックアップしてそのシーンを解説する。

■魚市場でタロ・ジロを購入するシーン
ドラマ「南極大陸」の第1話で、倉持岳志(木村拓哉)が魚市場で人手に渡った樺太犬タロ・ジロを買い取るシーンがあった。これは実話である。

ドラマ「南極大陸」では樺太犬サブロは檜山農場で死んでいたが、実話では魚市場で、既に人手に渡った樺太犬タロ・ジロ・サブロの3匹を買い取っている。

北海道大学の犬飼哲夫は、第1次越冬隊の隊長・西堀栄三郎に頼まれ、犬ぞりに向いている樺太犬を集めていた。

ある日、樺太犬の関係者から、良い樺太犬3頭が魚市場で競り(オークション)にかかっているという知らせが入り、助手の芳賀良一芳賀良一が魚市場へ急いだ。既に樺太犬3頭は人手に渡っていたが、交渉して1頭3000円で買い取った。

■南極観測船「宗谷」のクーラーの秘密
ドラマ「南極大陸」の南極観測船「宗谷」には、犬小屋部屋にだけクーラーがあったシーンの解説。

樺太犬は寒さに強く、暑さに弱い犬で、日本初の南極探検隊「白瀬探検隊」は赤道付近の暑さで、連れて行った樺太犬が全滅してしまった。

このため、樺太犬集めや樺太犬の訓練を担当していた樺太犬訓練所の責任者・犬飼哲夫は、南極観測船「宗谷」にクーラーが無い事をしり、「クーラーが無ければ樺太犬は渡さない」と言い、宗谷にクーラーを付けさせた。

■星野英太郎がサンタクロースになるシーン
ドラマ「南極大陸」の第2話、第1次南極観測船「宗谷」の往路で、第1次越冬隊の隊長・星野英太郎(香川照之)がサンタクロースの格好をしていた。

これはクリスマスパーディーをしている様子を見せているのではなく、南極観測船「宗谷」はかつて「海のサンタクロース」と呼ばれていたことを表現している。

宗谷は南極観測船になる前、海上保安庁の灯台補給船だった。当時の灯台は、灯台守という人が住み込みで維持しており、灯台補給船「宗谷」は日本各地の灯台を周り、生活に必要な物資を灯台に補給していた。

このとき、灯台補給船「宗谷」は物資の他にも、子供達のために本やおもちゃを載せており、子供達にプレゼントを配っていたので、宗谷は「海のサンタクロース」と呼ばれていたのである。

ドラマ「南極大陸」は、灯台補給船だったころの宗谷の描写は無いが、星野英太郎(香川照之)がサンタクロースの格好をすることで、宗谷の過去を表現している。

■白崎優が「もう南極へ行けない」と言うシーン
日本へ帰国して、第2次南極地域観測隊の準備を始めた白崎優(柴田恭兵)が日本学術会議で「このままでは南極へ行けない」と力説していた。

これは、南極大陸に到着するの道のりが過酷であることを表しているシーンだと思われる。

第1次南極観測船「宗谷」は氷を砕くときに邪魔になるため、横揺れ防止パーツ「ビルジキール」を撤去し、普通の船よりも激しく揺れた。

また、宗谷には樺太犬の小屋以外にクーラーは付いておらず、赤道付近で猛暑に襲われ、隊員は苦しんだ。

南極圏に入る前に「吠える40度、狂う50度、絶叫する60度」と呼ばれる暴風圏(低気圧発生地帯)があり、ビルジキールを撤去した第1南極観測船「宗谷」は暴風圏で右へ最大42度、左へ最大62度も傾いている(共に復路の記録)。

海上保安庁から選抜した船員も船酔いでダウンするほどの揺れだったので、第2次南極観測船「宗谷」には、再び横揺れ防止パーツ「ビルジキール」を取り付け、食堂にクーラーを設置した。

白崎優(柴田恭兵)が日本学術会議で「このままでは南極へ行けない」と力説していたのは、宗谷にビルジキールやクーラーの設置を訴えたいたのに違いない。

■南極観測船「宗谷」が傾くシーン
アメリカの砕氷艦「バートンアイランド号」の救助を受けて接岸した第2次南極観測船「宗谷」は、左右から氷に挟まれて船体が傾くシーンがあった。

実話の南極観測船「宗谷」の船体の左右には「バジル」または「バジルー」と呼ばれるタンクが付いていた。このバジルには15度の傾斜を付けており、左右から氷に圧迫されると、宗谷は浮き上がる構造になっていた。

枝豆を食べるとき、左右から圧力を掛けると、中の豆がドピュッと飛び出す。それと同じ理屈で、左右から圧迫されると、宗谷は「バジル」の傾斜により、浮き上がって氷圧を逃がす仕組みになっていた。

しかし、船体が傾くと、バジルの傾斜が無くなり、氷圧を直接受けるので、沈没の危機にさらされることになる。実話でも船体は傾き、沈没はしなかったものの、船の肋骨を3本も折っている。

ドラマ「南極物語」は細かなシーンまで描いてる。このシーンは非常に良くできており、事情が分かる人には手に汗握るシーンだった。

実話「南極物語」については、『実話「南極物語」のあらすじとネタバレ』をご覧ください。

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