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西山事件で毎日新聞を倒産させた男

山崎豊子の小説「運命の人」を読んだ感想シリーズ「外務省機密漏洩事件(西山事件)の西山太吉と毎日新聞の倒産」編です。


このページは「運命の人・弓成亮太(西山太吉)とエルズバーグ」からの続きです。

毎日新聞は、外務省機密漏洩事件(西山事件)の影響で倒産したとされている。だから、小説「運命の人」や外務省機密漏洩事件(西山事件)を読んで、西山太吉は毎日新聞を倒産させた男という印象がある。

西山太吉はアメリカの機密漏洩事件「ペンタゴン・ペーパーズ事件」を起こしたダニエル・エルズバーグに例えられるが、ベアリングス銀行事件のニック・リーソンを連想した。

ニック・リーソンとは、1995年(平成7年)2月にイギリスの投資銀行「ベアリングス銀行」を倒産させた、ベアリングス銀行の行員である。

ニック・リーソンはベアリングス銀行のトレーダーとして多額の利益を出していたが、実は損失を架空口座に隠していた。そして、損失を取り戻すために架空口座で自己売買していた。

その結果、1995年1月7日に発生した阪神淡路大震災の影響で相場が大暴落したとき、ニック・リーソンは架空口座で多額の損失を出し、ベアリングス銀行を倒産に追い込んだのである。

西山太吉は、肉体関係のある女性事務官の蓮見喜久子から外務省の機密文書を入手し、新聞紙面で政府の欺瞞を追及するのではなく、社会党の横路孝弘に渡して沖縄密約を追求しようとした。

その結果、簡単にニュースソースが判明し、西山太吉と蓮見喜久子の2人は1972年4月4日に逮捕された。

西山太吉は逮捕される前、政治部長の上田健一らに、蓮見喜久子との特別な関係を否定していた。

毎日新聞は、西山太吉の逮捕に対して「知る権利」を掲げて大々的な政府批判を展開したが、「密かに情を通じて」という起訴状により、西山太吉と蓮見喜久子の肉体関係を知る。

起訴状に足をすくわれた毎日新聞は、夕刊で「本社見解とお詫び」を掲載し、「知る権利キャンペーン」から撤退した。

小説「運命の人」では毎朝新聞は倒産していないが、Wikipediaなどによると、毎日新聞は外務省機密漏洩事件(西山事件)などの影響を受け、1977年に会社更生法の適用を受けて倒産している。

だから、小説「運命の人」や外務省機密漏洩事件(西山事件)を読んだとき、ベアリングス銀行を倒産させたニック・リーソンを思い出した。

ドラマ・小説「運命の人」の登場人物の実在モデルは『「運命の人」の実在のモデル』をご覧ください。

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