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プラチナデータの意味とスズランの正体

嵐の二宮和也が主演する映画「プラチナデータ」の原作となる東野圭吾の原作小説「プラチナデータ」のあらすじと犯人や黒幕のネタバレを含んだ読書感想文です。


このページはプラチナデータの感想文の3ページ目です。1ページ目の「プラチナデータのあらすじと犯人のネタバレ」からご覧ください。

このページは東野圭吾の小説「プラチナデータ」のあらすじや結末のネタバレが含まれています。犯人や結末のネタバレを知りたくない人は閲覧にご注意ください。

■プラチナデータと管理社会(監視社会)
小説「プラチナデータ」のテーマは管理社会である。プラチナデータの世界では、メーンとなるDNA検索システムだけでなく、駅のホームや病院に防犯カメラが設置されており、国民は様々な方法で監視されていた。

現実の社会でも、様々な方法で国民は監視されている。例えば、高速道路には、通行する車両のナンバーを記録するNシステム(自動車ナンバー自動読取装置)があり、高速道路を通行した車は全て把握されている。

また、街へ出れば、多くの防犯カメラによって国民は監視されている。警察のデータによると、防犯カメラを設置したことにより、犯罪の発生件数が3割減少した街がある。

防犯カメラは犯罪が起きた後に役立つ事が多いので、どこが「防犯」なのかと疑問に思っていたが、「防犯カメラに見られている」という心理的な効果が犯罪の抑止力に繋がっているようだ。

さて、こちらは都市伝説だが、東京都にある駅の一部の切符販売機は、指紋読み取り機が付いており、タッチパネルを押すと指紋の情報が警察へ送信されるという噂がある。

また、電話の通話内容やメールの内容は全て記録されているという都市伝説もある。テロに関する特定のキーワードを使用すると、会話やメールは全て記録されるシステムが存在するそうだ。

特に携帯電話で国民を監視する話しは良く聞く。実際に、2011年に恋人の行動を監視する携帯電話のアプリケーションが問題になった。

民間企業が恋人監視アプリを作れるのだから、政府なら高度な国民監視システムを携帯電話に組み込むことは可能だろう。携帯電話の電波の割り当てをしているのは政府なのだから。

小説「プラチナデータ」の世界ではDNA法案の可決している。現実の日本では、国民に番号を与えて管理する国民総背番号制が始まろうとしている。DNA法案は全くの他人事とは思えない。

■スズランの正体
スズランの正体は、天才数学者の蓼科早樹(たてしな・さき)だった。ただし、2重人格リュウが会っていたスズランの正体が蓼科早樹で、神楽龍平が会っていたスズランの正体は幻覚だった。

スズランについては良く分らなかった。最初はスズランを「少女」と表現していたのだが、後半でスズランが「10代後半」だと分った。

神楽龍平が見ていたスズランの正体は幻覚なので、幻覚のスズランを蓼科早樹と考えて良いのかは不明だが、スズランは少女というので、小学生の女の子を想像していた。しかし、スズランの正体が蓼科早樹だったので結末でスズランのイメージが崩れた。

犯人の推理でミスリードされるのは歓迎するが、スズランをヒロインとして読んでいたので、結末でヒロインのイメージを崩されたので中途半端な結末に思えた。

蓼科早樹(たてしな・さき)は自閉症の入院患者で、スズランのイメージとは違った。蓼科早樹も2重人格で、蓼科早樹のもう1人の人格がスズランだったのかもしれない。

■プラチナデータの遺伝子
小説「プラチナデータ」のテーマの1つに、「遺伝子(DNA)と心」があった。主人公の神楽龍平は「遺伝子は人生を決定するプログラム」と考えていた。

遺伝子の研究は進み、様々な事が分ってきた。肥満に関する遺伝子も見つかっており、遺伝子を調べれば「お腹だけが太る体質」などの太り方も分るようになった。

遺伝子は人間のプログラム(設計図)だが、遺伝子が性格を決定する要素を持っているとは思えない。ただ、遺伝子が性格に間接的な影響を与えることはあるだろう。

例えば、容姿端麗な人は異性からチヤホヤされるので、明るくて活発な性格になるかもしれない。一方、不細工な人は誰からも相手にされないので、卑屈な性格になるかもしれない。

人間の外見は遺伝子によって決まるため、遺伝子は人間の性格・心に影響を与えていると言える。

さて、小説「プラチナデータ」のタイトルにもなっている「プラチナデータ」とは何だったのか。

プラチナデータとは、DNA検索システムで発見できない、DNAデータベース内にある特殊な情報である。

つまり、プラチナデータとは、システムに存在する闇の部分を指しているのではないか。プラチナデータとは、社会に存在する一部の特権階級であり、DNAに存在する未知な部分ではないか。

人間にも闇がある。神楽龍平も心に闇というプラチナデータを抱えており、それを解放する「モーグル」ががスズランだったように思えた。

コメント

スポンサーサイトプラチナデータの意味とスズランの正体へのコメント

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電トリで間違って殺した女性をシカンしてその後様々な手を打つくらいなら冷たい熱帯魚(肉はバラバラにして川か海へ捨てて魚に食わす、骨は醤油を掛けてとことん焼却して灰にする)の手法で人体を透明にしたほうが何倍も安全じゃないかなあ?ここまで複雑に手を加えると却って、足がつくだろうに・・・・?って何時も思いますね。

全国で起こっている殺人事件の数倍の殺人は実際は透明にされてう居るわけですからね。

鈴音リン : 2012年06月15日(金)

こんな風に分かりやすく書いていただけると、
とてもうれしいです。(本を読むのは大変そうなので(笑)

なんか、けっこうあっさりしてますね。
もうひとひねりあってもよかったような・・・・・・。

でも、将来本当にプラチナデーターができたら
格が上の人は判別されないっていうこと
ありそうですよね・・・。

もももこ : 2012年08月03日(金)


「モグール」ではなく「モーグル」です。

らーゆ : 2012年11月07日(水)

ご指摘ありがとうございます。「モグール」を「モーグル」へ訂正しました。

管理人 : 2012年11月07日(水)

そこまで言う必要ないと思うよ
私も本読んだけど、ちゃんと意味分かったよ。もう一度、よく読んでみなよ。

あかさたな : 2012年11月24日(土)

いい加減な妄想でいい加減なことを語るな

水上 : 2014年03月27日(木)

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