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原作小説「家族ゲーム」のあらすじと結末ネタバレ

ドラマ「家族ゲーム」の原作となる本間洋平の小説「家族ゲーム」のあらすじと結末ネタバレを含んだネタバレ読書感想文の前編です。


このページには原作小説「家族ゲーム」のあらすじや結末のネタバレが含まれているので、原作小説「家族ゲーム」のあらすじや結末を知りたくない人は閲覧にご注意ください。

■家族ゲームのあらすじとネタバレ
沼田家は、団地に住む4人家族。父は小さな自動車修理工場を営み、母は専業主婦。兄・沼田慎一はA高校に通う優等生だが、弟・沼田茂之は英語の最高点が26点という落ちこぼれだったうえ、同級生から虐められている。

ある日、落ちこぼれの弟・沼田茂之のために雇った家庭教師・吉本がやってくる。吉本は、無名のZ大学に7年も在席している大学生で、お世辞にも優秀とは言えない家庭教師だ。

高校受験を控える弟・沼田茂之は、これまでに5人の家庭教師が付いたが、いずれの家庭教師も弟・沼田茂之に太刀打ちできなかった。今度の家庭教師・吉本も、そう長くは続かないだろう。

やがて家庭教師・吉本の指導が始まるが、弟・沼田茂之はヘラヘラと薄気味悪い笑みを浮かべている。家庭教師・吉本が怒鳴ると、弟・沼田茂之は台所へと逃げてしまう。

家庭教師は、台所に居る母親の前では弟・沼田茂之を叱ることが出来ない。これが弟・沼田茂之のいつもの手口だった。

しかし、今度の家庭教師・吉本は、逃げた弟・沼田茂之を台所まで追いかけていき、母親の目を気にすることなく、弟・沼田茂之に張り手を加えて部屋へと連れ戻す。

家庭教師・吉本は、弟・沼田茂之が約束を破ったり、宿題を忘れたりすると、ビシビシと体罰を加えた。弟・沼田茂之は体罰を受けながら、薄ら笑いを浮かべている。

ある日、心配した母は、父に「今度の家庭教師は殴ったり、叩いたりしてるようですけど」と相談するが、父は「殴らなきゃ駄目だ。殴るのは良いことだよ。今の若い奴は、殴らなかったから、駄目なんだ」と一蹴していまう。

学校の成績は悪かったが、好きな戦闘機については詳しく覚えていた弟・沼田茂之は、教科書をノートに書き写すような単純作業に能力を発揮した。

弟・沼田茂之は、家庭教師・吉本の指導で、みるみると成績を上げ、A高校も視野に入るレベルにまでなっていた。

しかし、担任は、懇談会で母親に「3年生の成績を平均すると、平均点は落ちるため、B高校の方が安全だ」と言い、1つレベルの低いB高校を薦めた。B高校でも、母親にしてみれば、大満足だった。

ところが、弟・沼田茂之は、B高校よりもレベルの低いC高校を志望したままで、母親がいくら言っても志望届を変更しなかった。いじめっ子の土屋がB高校へ進学するため、弟・沼田茂之はB高校へ行きたくなかったのだ。

母親は家庭教師・吉本に助けを求め、家庭教師・吉本が学校へ乗り込み、担任に志望校の変更を頼んだ。しかし、担任は「委任状はありますか」と言い、相手にしない。

そこへ、偶然、弟・沼田茂之が現れる。家庭教師・吉本は弟・沼田茂之に気付くと、弟・沼田茂之を「どうして自分でやらないんだ」と叱り飛ばして蹴りつけた。

すると、担任は「そうですか、彼の成績を上げたのは貴方ですか」と言い、委任状無しで、志望校の変更を受理した。

こうして、弟・沼田茂之の志望校はB高校へと変更されたが、家庭教師・吉本は帰り道で、「失敗だった、おれのやり方は、…おれは、やっぱり、受け入れられなかったんだなあ」と項垂れていた。

その後、弟・沼田茂之はB高校に合格するが、家庭教師・吉本はその事実を、弟・沼田茂之からではなく、母親から知らされた。そして、家庭教師・吉本の家庭教師という役目は終わった。

春が来て新学期が始まるが、優等生を演じていた兄・沼田慎一は学校を休み続けていた。B高校へ進学した弟・沼田茂之も、やがて、学校へ行かなくなってしまう。

母親は再び家庭教師・吉本に助けを求めて電話したが、家庭教師・吉本は「何とかしてあげたいけど、一時的に強制しても、同じこと。周りの環境を変えるしかない」と、依頼を断った。

何度言っても学校へ行かない兄弟に激怒した父は、弟・沼田茂之に「学校へ行かないのなら、自動車工場で働け」と激怒すると、弟・沼田茂之は「A高校へ行く」と答えた。

母は浪人生活に反対したが、父は「仕方ねえじゃないか。本人がA校へ行きたいって言うんだから」と言い、A校に落ちたら工場で働くという条件で、1年間の浪人を許した。

自分の希望が何も聞き入れられない母親は、最後の望みを兄・沼田慎一に託して、むせび泣いた。こうして、兄・沼田慎一は余計な物を背負い込んでしまったのであった。

原作小説「家族ゲーム」のあらすじと結末ネタバレの読書感想文の後編」へ続く。

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