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原作小説「夫の彼女」のあらすじと結末ネタバレ

TBSのドラマ「夫のカノジョ」の原作となる垣谷美雨の小説「夫の彼女」の夏休み読書感想文のあらすじとネタバレ編です。


このページには、垣谷美雨の原作小説「夫の彼女」のあらすじとネタバレと結末が含まれています。あらすじやネタバレや結末を知りたくない人は閲覧にご注意ください。

■夫の彼女-あらすじとネタバレ
ある日、自宅マンションが手狭なため、新しいマンションの購入を考えている主婦・小松原菱子(39歳)は、パソコンのインターネットの閲覧履歴から「星見のひとりごと」というブログを発見する。どうやら、夫の小松原麦太郎(42歳)が閲覧していたらしい。

ブログ「星見のひとりごと」には「ムギ」と呼ばれる人物が登場しており、ブログの内容から、妻・小松原菱子は夫・小松原麦太郎の浮気を疑うようになった。

そのようななか、妻・小松原菱子は、休日出勤するという夫・小松原麦太郎を尾行し、夫・小松原麦太郎が山岸星見(20歳)のマンションに入っている様子を目撃してしまう。

離婚を考えるようになった小松原菱子は、離婚歴のある知人・小山田千紗に相談すると、小山田千紗は「離婚して初めて分かった。大切なのは心よりもお金だよ。お金のない暮らしがどんなに惨めか分かった」と言い、不倫相手・山岸星見に手切れ金を渡して別れさせ、不倫については見なかったことにするように助言した。

ある日、小松原菱子は、浮気相手・山岸星見に手切れ金30万円を渡すため、夫・小松原麦太郎の携帯電話を盗み見て、浮気相手・山岸星見の電話番号を入手した。

そして、妻・小松原菱子は山岸星見に電話をかけ、「小松原麦太郎の妻です」と名乗り、山岸星見を風花庭園へと呼び出した。

そして、妻・小松原菱子と山岸星見の2人が、風花庭園で罵り合いを始めたところに、汚らしい老婆が現れる。

言い争いを聞いていた老婆は、小松原菱子と山岸星見に「これからどうするかは、神様に任せたらよか」と言い、呪文を唱えると、小松原菱子と山岸星見は中身が入れ替わってしまった。2人はお互いが入れ替わった事に気づいた時には、もう老婆の姿は無かった。

小松原菱子は愛人・山岸星見の姿で自宅に帰るわけにも行かず、山岸星見を小松家に帰らせ、小松原菱子は山岸星見のアパートへ帰る事にする。

こうして、良家での清楚な主婦・小松原菱子(39歳)とヤンキー風の不倫相手・山岸星見(20歳)の2人の入れ替わり生活が始まったのであった。

不倫相手の山岸星見は、夫・小松原麦太郎が務める会社「大東亜製粉」で働く派遣社員だった。駄目な母親・山岸史子がお金をせびりに来るため、苦しい生活をしており、山岸星見は、入れ替わった小松原菱子に明日から出社するように頼んだ。

すさんだ幼少期を送った山岸星見は刺々しい性格で、会社の仲間から嫌われていたが、小松原菱子が山岸星見として大東亜製粉に出社すると、山岸星見への評価は一変した。

大東亜製粉は社長の交代に伴う再編で殺伐としており、大東亜製粉で働くようになった小松原菱子は、家では見せない夫・小松原麦太郎の苦労を知る。

その一方で、小松原菱子は、部下・山岸星見と不倫をして、家族を裏切っていた夫・小松原麦太郎を恨んだ。

そのようななか、夫・小松原麦太郎が骨折して入院してしまう。小松原菱子は、山岸星見と一緒に見舞いに行き、浮気問題に決着を付けようとした。

しかし、山岸星見が遅刻してしまう。そこへ、派遣社員で同僚の石黒靖が見舞いに来る。そして、石黒靖の話から、夫・小松原麦太郎は浮気などしていなかった事が判明する。

大東亜製粉は正社員採用試験を実施しており、派遣社員でも正社員採用試験に合格すれば正社員になれる。そして、正社員採用試験の内容は大東亜製粉の商品知識だった。

そこで、夫・小松原麦太郎は、休日や仕事終わりに小松原菱子の部屋で、派遣社員の小松原菱子と石黒靖の2人に勉強会を開いていたのだった。

さて、小松原菱子と入れ替わった山岸星見は、小松原菱子として小松家のマンションに戻った。小松原菱子には、子供が2人居た。中学生の長女・小松原実花と、小学生の長男・小松原真人だ。

山岸星見は、小松原菱子の代わりにPTAに出席したり、パートの学童保育に出勤したりする。

小松原菱子の中学生3年生の長女・小松原実花は、高校生の三浦先輩に恋しており、三浦先輩から度々、お金の都合を頼まれ、お金を渡していた。

それを目撃した山岸星見は、三浦先輩を尾行し、三浦先輩が他の女と遊ぶために長女・小松原実花にお金の工面を頼んでいた事を突き止め、小松実花を諭した。

ある日、山岸星見は夫・小松原麦太の母親(姑)から呼び出され、夫・小松原麦太の実家を訪れると、姑から「貴女のマンションとこの家を交換しないかしら」と打診された。

実家は姑と義父の2人暮らしなので、広い家は必要なかった。実家は二世帯住宅にするには小さいため、自宅を交換しようというのだ。

小松原麦太のマンションは2LDKSと狭く、夫婦の寝室は6畳で、長女・小松原実花の部屋は窓の無い納戸という有様だった。そこで。妻・小松原菱子はもう少し広いマンションを購入するため、生活費を切り詰めているところだった。

小松原菱子は頻繁に自宅へ来る姑を煙たがっていたが、姑が自宅に来ていたのは、自宅交換の下見を兼ねていたのだという。

ただ、草履職人の義父は実家で草履店を経営しており、自宅を交換すると言うことは、義父が草履職人から引退することになるため、義父は「まだ俺の腕を見込んで注文してくれる人が居る」と言い、自宅の交換には乗り気では無かった。

姑は「そのことは散々、話し合ったでしょ」と言い、山岸星見に自宅の交換を求めたが、山岸星見は義父と意気投合しており、「お父様が続けたいってほざいてるんだから、続けさてやりゃあいいんじゃないかしら」と答え、結論は持ち越しとなった。

ある日、小松原菱子と山岸星見が再会すると、再び謎の老婆が現れた。山岸星見が老婆に「元に戻せ」と文句を言うと、老婆は「神様に聞いてみんといかんばい」と言い、呪文を唱えた。

すると、入れ替わっていた2人は元に戻った。こうして、2人は元に戻り、元の生活に戻った。

小松原菱子が元の生活に戻ると、長女・小松原実花が成長しており、長三浦先輩と同じ高校へ進学すると言っていた長女・小松原実花は地元の進学校を目指し、頑張って勉強していた。

小松原菱子がPTAに出席すると、PTAの雰囲気も変っていた。これまではPTA会長の意見に反対するようなことは無かったが、山岸星見の発言が切っ掛けで仕事を持つ父兄がPTA会長の意見に反対するようになっていた。

この結果、PTA会長は学芸会への参加をゴリ押ししていたが、仕事を持つ父兄が一致団結して多数決に持ち込み、多数決によって、学芸会への参加は不参加となった。

さらに、山岸星見は虐められていた経験を活かして、娘が虐められているPTA仲間の矢島のイジメ相談に乗り、矢島に引っ越しを提案していた。PTAが終わると、小松原菱子は矢島から感謝された。

一方、山岸星見が元の生活に戻り、大東亜製粉に出勤すると、小松原菱子が提案したパスタソースが商品化され、試験販売で好評を得ていた。

山岸星見は上司に「頑張って正社員になれ」と激賞されたが、小松原菱子の仕事を見て、自分には今の仕事が向いていないことを悟った。

さて、いつも金の無心に来ていた駄目な母・山岸史子は、小松原菱子に父親の事を話して以降、働くようになっていた。母・山岸史子は「貴女が行きたいと言ったんでしょ。もう忘れたの?」と言い、山岸星見を父親の実家の新潟へと連れて行った。

新潟には父方の祖母が健在していた。祖母は教師を定年まで務め、年金で生活していたが、村には郵便局が無いため、村のために郵便配達の仕事をしていた。そのうえ、郵便配達で得た給料は全て寄付していた。

山岸星見が「どうしてそんなことをするのか?」と尋ねると、祖母は「だって、そうでもしなければ存在意義が無いじゃ無いか」と答えた。

さて、夫の小松原麦太郎は自分の出世のための駒として山岸星見を育てていたのだが、山岸星見は派遣社員の契約を更新せず、大東亜製粉を辞めてしまった。派遣会社に問い合わせても、派遣会社の登録も抹消しており、その後については分からなかった。

ある日、小松原菱子は姑から電話を受け、「家を交換する話は無かったことにして欲しい」と謝罪された。草履職人の義父に弟子が入ったため、義父は草履職人を続ける事にしたのだという。義父に弟子入りした人物は、なんと山岸星見であった。

垣谷美雨の原作小説『夫の彼女』の夏休み読書感想文の感想編」へ続く。

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