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螺鈿迷宮のあらすじとネタバレ

ドラマ「チームバチスタ4-螺鈿迷宮(らでんめいきゅう)」の原作となる海堂尊の小説「螺鈿迷宮」のあらすじと犯人と結末のネタバレを含んだネタバレ読書感想文です。


このページには海堂尊の原作小説「螺鈿迷宮」のあらすじと犯人や結末のネタバレが含まれています。原作小説「螺鈿迷宮」のあらすじや犯人や結末のネタバレを知りたくない方は、閲覧にご注意ください。

■螺鈿迷宮のあらすじとネタバレ
小学生の時に交通事故で両親を亡くした天馬大吉は、両親の葬式で「桜宮病院の女神」に出会ったことがきっかけで、医学の道を目指した。

やがて、天馬大吉は東城大学医学部へ入学したものの、現在は3度目の3回生を過ごして東城大学医学部の主となり、ほとんど両親の遺産(事故の損害賠償)を食いつぶす有様だった。

さて、天馬大吉の幼なじみ・別宮葉子は新聞社で働いており、天馬大吉はその新聞社でアルバイトをしていた。そのとき、厚生労働省から碧翠院桜宮病院についての取材依頼が来て、別宮葉子が碧翠院桜宮病院の取材を担当することになった。

ちょうど、碧翠院桜宮病院では、ボランティアを募集しており、別宮葉子は天馬大吉にボランティアにとして桜宮病院に潜り込み、潜入取材をするように命じたが、天馬大吉はこれを拒否する。

しかし、天馬大吉は雀荘で知り合った男性に100万円の借金を作り、碧翠院桜宮病院にボランティアとして潜入することを余儀なくされてしまう。

雀荘で知り合った男性は、企業舎弟「メディカル・アソシエイツ」の結城と言い、娘婿で部下の立花善次が桜宮病院へ向かったのを最後に、連絡が途絶えたため、桜宮病院を怪しんでいた。

そこで、取材を通じて知り合っていた別宮葉子と結城の2人が結託し、天馬大吉を桜宮病院に送り込むため、イカサマ麻雀で天馬大吉を陥れたのである。

さて、天馬大吉がボランティアとして潜入することになった碧翠院桜宮病院は、東城大学医学部の下請け病院で、葬儀場を隣接する終末医療の総合施設として桜宮で地位を確立していた。

この碧翠院桜宮病院は、「碧翠院」と「桜宮病院」の2病院からなり、父・桜宮巖雄が院長を務め、次女・「桜宮すみれ」が碧翠院を運営し、三女・桜宮小百合が桜宮病院を運営していた。

さて、天馬大吉は碧翠院桜宮病院にボランティアとして潜入したものの、看護婦・姫宮のドジのおかげで骨折し、入院患者へと転身する羽目になってしまう。

桜宮病院は、次女・桜宮すみれが設立した「すみれエンタープライズ」という会社が運営しており、すみれエンタープライズは入院患者を社員として雇用し、入院患者の労働力を治療費に還元するシステムが確立していた。入院患者は労働の喜びを得て、ただ寝ているよりも健康になるのだという。

入院患者となった天馬大吉は、ボランティアから解放されると喜んだが、すみれエンタープライズの社員となり、結局は労働させられる羽目になってしまう。

すみれエンタープライズの社員(入院患者)になると、100万円の保険金がかけられるというので、天馬大吉はサインをためらうが、保険金は患者が死亡した時に葬儀代に充てられるもで、保険金目的で人を殺すには保険金100万円は少額だっため、サインする。

そのようななか、東城大学医学部から皮膚科医として白鳥圭輔が碧翠院桜宮病院に派遣されてくる。次女・桜宮すみれが東城大学医学部へ研修を希望したため、その交換条件として東城大学医学部は白鳥圭輔を碧翠院桜宮病院に押しつけたのだという。

(ネタバレ注釈:看護婦・姫宮の正体は厚生労働省の役人で、看護師として碧翠院桜宮病院潜入している。白鳥圭輔も同じく厚生労働省の役人で、皮膚科医として潜入している。)

さて、桜宮病院には3階に特別室があり、特別室に入った患者は決まって翌朝には死去し、隣接する火葬場で異例の早さで火葬されていた。

看護婦・姫宮が赴任してきた3ヶ月前から、入院患者の死亡が急激に増えており、明らかに不振で、桜宮病院がデス・コントロールを行っている疑惑が浮上する。

碧翠院桜宮病院の謎を追う天馬大吉は、次女・桜宮すみれから、東館の5階(3階以上は姫宮家の住居)に死んだ長女・桜宮葵の死体が保存されている事を明かされる。

(注釈:長女・桜宮葵の死体が安置されている部屋や本館3階の特別室は螺鈿で装飾されており、この螺鈿が原作本のタイトル「螺鈿迷宮」になっているようである。部屋を螺鈿で装飾したのは、母・桜宮華緒である。)

桜宮葵は通り魔に刺されて全身に大きな傷を負い、その傷を苦にして、3ヶ月前にPTSD(心的外傷後ストレス障害)で自殺してしまったのだという。

院長の桜宮巖雄は、警察の検視や解剖を引き受けているため警察にも顔が利き、火葬場も隣接しており、死体の処理には融通が利く。そこで、無縁仏を桜宮葵として火葬し、本物の桜宮葵の死体はエバーミングを施して、東棟の5階で保存しているのだ。

保存された桜宮葵の死体を見た天馬大吉は、医学を目指すことになった「桜宮病院の女神」は桜宮葵だと悟る。

一方、天馬大吉から報告を受けた幼なじみの別宮葉子は、桜宮病院の運営会社「すみれエンタープライズ」のHPにあるチャットルーム(自殺サイト)を発見し、密かに自殺志願者を集めていた事を突き止める。

他方、院長の桜宮巖雄も、白鳥圭輔が「火喰い鳥」と呼ばれる厚生労働省の役員であることを突き止める。

そのようななか、メディカル・アソシエイツの結城が、院長の桜宮巖雄と面会するために碧翠院桜宮病院を訪れた。天馬大吉は結城と同席したが、薬入りのお茶を飲まされてまう。

薬で動けなくなった天馬大吉は、他の入院患者と同じように殺されそうになるが、白鳥圭輔と姫宮によって救出され、碧翠院桜宮病院を無事に脱出した。

しかし、メディカル・アソシエイツの結城が音信不通になっていることもあり、天馬大吉は再び碧翠院桜宮病院を訪れ、桜宮巖雄から話を聞いた。そこで、天馬大吉は桜宮巖雄から犯行の動機や重大な事実を教えられる。

■犯人と動機のあらすじとネタバレ
天馬大吉の両親が交通事故で死亡したとき、天馬大吉の祖父が弁護士をしていたため、多額の損害賠償を勝ち取った。天馬大吉はその遺産を食いつぶしながら、のんびりと東城大学医学部の3回生を3度も続けていた。

一方、多額の損害賠償を背負った高倉耕作(交通事故の加害者)は、自殺し、生命保険で多額の損害賠償を払っていた。

高倉家は高倉耕作の自殺と損害賠償の支払いにより、無一文となって家庭が崩壊し、息子の高倉善次は施設に入る。息子の高倉善次は施設でイジメ続けられていた事が原因で、通り魔に及び、刃物で3人を切りつけ、逮捕された。

その通り魔の被害者の1人が、桜宮巖雄の長女・桜宮葵だった。このとき、桜宮葵は全身に大きな傷を負い、傷を苦にして3ヶ月前にPTSDで自殺した。そして、桜宮葵の自殺により、母・桜宮華緒は精神に異常をきたした。

他方、通り魔事件の犯人・高倉善次は少年刑務所を出所後、母親の姓を名乗り、名前を立花善次と改め、その後、企業舎弟「メディカル・アソシエイツ」で働くようになった。

そこで、桜宮巖雄は、立花善次に「碧翠院と桜宮病院が医療費の不正請求をしている」という情報を流し、立花善次をおびき寄せた。

その情報に踊らされた立花善次は碧翠院桜宮病院を訪れ、「病院で使う薬を横流ししろ」と桜宮巖雄を脅したが、全ては桜宮巖雄の罠で、立花善次は桜宮巖雄に捕まってしまう。

その後、桜宮巖雄は妻・桜宮華緒の目の前で立花善次を殺害する。桜宮巖雄は妻・桜宮華緒の思いを変わりに遂げるため、妻・桜宮華緒の目の前で立花善次を殺害することが重要だったのだという。

■立花善次の死体の処理のネタバレ
桜宮巖雄は入院患者を全員解剖し、その臓器の一部を保管しているため、碧翠院桜宮病院には大量の臓器が保管されていた。

殺された立花善次も解剖されており、臓器の一部が保管されていたが、大量に保管されている臓器の中から、DNA検査などで立花善次の臓器を特定するのは事実上、不可能であった。

さて、死体から臓器を取り出すと、体内に空洞が出来る。立花善次の死体は、その空洞に詰め込まれ、隣接する火葬場で火葬されており、立花善次を殺害した証拠は皆無であった。

桜宮巖雄は架空の話として天馬大吉や白鳥圭輔に殺人を告白するが、桜宮巖雄の罪を立証することは不可能だった。桜宮巖雄は完全犯罪を成し遂げていたのだ。

■事件の切っ掛けのネタバレ
さて、事件の切っ掛けは、バチスタ事件で患者数の減った東城大学医学部付属病院が、下請け病院の碧翠院桜宮病院を切り捨て、患者数を確保するために終末医療に進出したことにあった。

碧翠院桜宮病院は東城大学医学部から末期患者を押しつけられ、東城大学医学部の下請け病院として儲からない終末医療を担当し、経営が苦しかったが、桜宮すみれが「すみれエンタープライズ」というシステムを確立し、ようやく、経営が軌道に乗り始めた。

しかし、患者数の減った東城大学医学部付属病院が、碧翠院桜宮病院を切り捨て、患者数を確保するために終末医療に進出したため、桜宮すみれは、東城大学医学部付属病院を恨み、東城大学医学部付属病院を道連れにすると言い出した。

それを承諾した桜宮巖雄が、桜宮すみれを攻撃に専念させるため、碧翠院桜宮病院の閉鎖を決定すると、次女の桜宮小百合は「自殺幇助ビジネスをやりたい」と提案した。

桜宮巖雄は「死にたい奴を死なせるのは善行」という倫理観の持ち主だったため、桜宮小百合の自殺幇助ビジネスを容認した。

そして、桜宮すみれは東城大学医学部付属病院を潰すために東城大学医学部付属病院へ潜入し、桜宮小百合は自殺幇助ビジネスを手がけるレディーリリーとして桜宮病院に君臨した。

そして、桜宮巖雄は、気が狂った妻・桜宮華緒のために、立花善次の殺害を計画したのであった。

■桜宮すみれの結末のネタバレ
さて、三女・桜宮すみれは東城大学医学部付属病院を道ずれにするため、東城大学医学部付属病院へ研修に行き、様々な情報を入手し、複数の週刊誌に複数の内部告発を掲載する準備をしていた。

しかし、これを察知した白鳥圭輔が、厚生労働省の圧力を使って内部告発の記事を差し止めたため、桜宮すみれの内部告発は不発に終わった。

■桜宮一族の結末のネタバレ
院長の桜宮巖雄は一切の証拠を残しておらず、完全犯罪を成立させていたが、白鳥圭輔にオートプシー・イメージング(AI=死亡自画像診断)のデータを託すと、碧翠院桜宮病院に火を放ち、家族4人で自殺した。

桜宮巖雄は自殺する前日に碧翠院桜宮病院を閉院し、碧翠院桜宮病院には入院患者もスタッフも退去しており、火事に巻き込まれた被害者は居らず、焼け跡からは4つの死体が見つかった。

しかし、東棟の5階には長女・桜宮葵の遺体が保存されているため、焼け跡から見つかる死体は5つなけばならない。つまり、1人が長女・桜宮葵の遺体を身代わりにして、碧翠院桜宮病院から逃げ延びたことになる。

天馬大吉は長女・桜宮葵の死体が保管されていた事を警察に話したが、桜宮葵は書類上は火葬されており、警察は天馬大吉の証言を取り合わず、焼け跡から見つかった4つの遺体を院長・桜宮巖雄、妻・桜宮華緒、次女・桜宮小百合、三女・桜宮すみれの計4人の死亡として処理した。

しかし、桜宮葵の死体を身代わりにして碧翠院桜宮病院から脱出した女性は、鈍行列車に揺られながら、北の大地を目指していた。

■立花善次の結末のネタバレ
事件後、白鳥圭輔は桜宮巖雄が残したオートプシー・イメージング(AI=死亡自画像診断)の画像をチェックしていると、胸から光線を放つ謎のAI画像を発見した。

行方不明になった立花善次は、メディカル・アソシエイツの結城の娘・結城茜と結婚していた。そのとき、立花善次は「結婚指輪は心臓に近い薬指にする」という言い伝えを信じ、心臓に結婚指輪を埋め込む手術を受けた。

胸から放たれた光は、胸に埋め込まれた金属が原因のようで、胸に指輪を埋め込んだ立花善次のAI画像だと断定された。立花善次の遺体は見つからなかったが、オートプシー・イメージング(AI=死亡自画像診断)により、立花善次の死亡が確定したのであった。

原作小説「螺鈿迷宮(らでんめいきゅう)」-あらすじとネタバレ読書感想文の感想編』へ続く。

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