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家族狩り-最終回の感想

財前直見が家族狩りをするTBSの家族狩りドラマ「家族狩り」の最終回(第10話)「約束を」のあらすじとネタバレの感想編です。


家族狩り-最終回のあらすじとネタバレは「家族狩り-最終回のあらすじと犯人ネタバレ」をご覧下さい。

原作小説「家族狩り」のあらすじとネタバレは「原作小説「家族狩り」のあらすじと犯人と結末のネタバレ」をご覧下さい。

■腐ったミカン
TBSのドラマ「3年B組-金八先生」(主演は武田鉄矢)に「腐ったミカン」という有名なエピソードがある。

腐ったミカンとは、荒谷二中は「箱の中に腐ったミカンが1つでもあると、全てのミカンが腐ってしまう」という理屈で不良の生徒・加藤を転校さるが、不良・加藤を受け入れた桜中の教師・金八先生(武田鉄矢)は「俺は機械やミカンを作ってるんじゃねー。俺は人間を作ってるんだ」と言い、加藤の更生に奔走する話である。

腐ったミカン理論は、ドラマ「家族狩り」の1つのテーマで、ドラマ「家族狩り」では「腐ったミカン」を「シロアリ」に置き換えていた。

ドラマ「家族狩り」の第1話で「腐った洋なし」や「腐ったリンゴ」の絵が挿入されていたので、「腐ったミカン」の理論がドラマ「家族狩り」の最大のテーマなのだろう。

癌治療では、外科的手術によって癌を取り除くのが一般的であるが、癌治療のように腐った人間を駆除するのが正しいのか、悪いのかは分らない。

ただ、現実の教育現場では腐ったミカン理論が指示されているようだ。問題のある生徒を個別指導教室に隔離するという制度を導入しようとしている教育委員会も実在する。

■家族を殺す罪
ドラマ「家族狩り」のテーマの1つに、「家族が家族を殺す大罪」がある。昔は家族を殺すと「尊属殺人罪」という罪になり、通常の殺人罪よりも重い罪が適用された。(現在は、尊属殺人罪は廃止されている。)

大野甲太郎(藤本隆宏)の中に「家族が家族を殺すという大罪を犯させないため、自分が家族を殺す」という思想があったようだ。それは、大野甲太郎(藤本隆宏)が自らの手で、最愛の息子・香一郎を殺したからだろう。

■その他のテーマ
ドラマ「家族狩り」には、「子供を産んだ事が無い人間に子供の気持ちが分るのか」「自分の子供を満足に教育できない人間に、他人の子供の相談にのれるのか」など様々なテーマが含まれていた。

ただ、大きくクローズアップされたテーマでは無かったので、感想は省略する。

■焼き肉焼いても家焼くな
大野甲太郎(藤本隆宏)はシロアリを駆除して家を守りたいなどと言っていたが、最終回で芳沢家から逃走するとき、芳沢家に放火していた。家を守りたいと思う人は、家に放火などしないはずだ。

大野甲太郎(藤本隆宏)は確信犯なのに、キャラクターがブレていると思ったので、ドラマ全体がつまらなく感じた。

■駒田幸一(岡田浩暉)を殺した理由
大野甲太郎(藤本隆宏)が駒田幸一(岡田浩暉)を殺した理由は分らない。家族狩りなら、娘・駒田玲子(信太真妃)も殺す必要があるだろうから、駒田幸一(岡田浩暉)は家族狩りとは関係が無いと思う。

大野甲太郎(藤本隆宏)が家族狩りと関係無く、人を殺すのであれば、大野甲太郎(藤本隆宏)は確信犯(思想犯)ではなく、単なる殺人鬼に成り下がるのではないか。

■馬見原光毅(遠藤憲一)の件
馬見原光毅(遠藤憲一)は第3話でヤクザからお金を受け取っていたが、なぜか、ヤクザに捜査情報を流してお金を受け取っていたのは上司・藤崎(飯田基祐)という事になっていた。

馬見原光毅(遠藤憲一)は何のお金を受け取っていたのだろうか?馬見原光毅(遠藤憲一)というキャラは、よく分らなかった。

■家族は開くな、股を開け
氷崎游子(松雪泰子)は最終回で「家族を開け」と力説していたが、全く意味が分らなかった。私は家族を開くのでは無く、股を開くべきだと思う。

実森家も芳沢家も、氷崎游子(松雪泰子)や山賀葉子(財前直見)に相談していたので、家族は開いていた。

家族狩りをされた家庭は、家族を閉じていたわけではなく、山賀葉子(財前直見)が家族の問題を解決できないので、最後の手段として「家族狩り」をしていただけだ。

ドラマ「家族狩り」は、問題のある家族が助けを求めたら、山賀葉子(財前直見)が手をさしのべたが、山賀葉子(財前直見)の手が腐っていたという話なので、「家族を開け」と言うのは違うと思う。

TBSのドラマ「3年B組-金八先生」で金八先生(武田鉄矢)が「人という字は、人と人が支え合っている」と力説する有名なエピソードがある。だから、人と人は支えなわなければ、生きていけないのだという。

しかし、それは嘘だ。漢字は象形文字で、「人」という漢字の成り立ちはハッキリしている。「人」という漢字は、1人の人間は股を開いて絶っている姿を表している。決して、人と人が支え合っている姿では無い。

もちろん、友達や仲間に助けを求める事は大事だか、友達や仲間が必ず正義とは限らない。山賀葉子(財前直見)だって親切そうに近づいてきたが、正体は殺人鬼だった。

結局、最後に人事られるのは自分だけだ。だから、ちゃんと股を開いて、しっかりと自分の足で立たなければならないと思う。

■巣藤浚介(伊藤淳史)の感想
ドラマ「家族狩り」では、巣藤浚介(伊藤淳史)が一番良かった。伊藤淳史は弟・伊藤隆大が自殺しているので、伊藤隆大の台詞には気迫が感じられた。

巣藤浚介(伊藤淳史)が「生きていると辛いことの方が多いよ。だけどさ、良い事ゼロってことないだろ。生きてるかぎり、良い事がなんかあるよ」と言って芳沢亜衣(中村ゆりか)を説得すると、芳沢亜衣(中村ゆりか)は「なんかあるって、何だよ」と言っていた。

私も「なんかって、何だよ」と思った。巣藤浚介(伊藤淳史)の台詞は等身大だったので、好感が持てた。巣藤浚介(伊藤淳史)が主人公だったら、もっと面白かったかもしれない。

■98点のラーメン
最終回で巣藤浚介(伊藤淳史)は氷崎游子(松雪泰子)を食事に誘ったが、なぜ、ラーメンだったのだろうか。

巣藤浚介(伊藤淳史)は実森勇治(岡山天音)について、「俺が世界一のコーヒーを持って行くと言ったら、アイツ、コンビニのレーズンパンを持ってきたんだ。確かに美味しかったけど、アイツはレーズンパン以外に、どれだけ美味いものを食べたのかなって。世界にはさ、もっと、もっと、美味しい物があるんだって事を教えて上げたかったよ」と苦悩している。

だから、巣藤浚介(伊藤淳史)が最終回で氷崎游子(松雪泰子)をラーメンに誘うのは、死んだ実森勇治(岡山天音)に美味しい物を教えて上げる意味がある。

なのに、どして巣藤浚介(伊藤淳史)はラーメンを選んだのだろうか。ラーメンはありふれた食べ物だし、実森勇治(岡山天音)がレーズンパンを選んだのと大して違いは無いように思う。

■トウモロコシの意味
食べ物といえば、大野甲太郎(藤本隆宏)が氷崎游子(松雪泰子)の自宅にシロアリの調査に来たとき、大野甲太郎(藤本隆宏)は自作のトウモロコシを持って来ており、氷崎游子(松雪泰子)にお裾分けした。

最終回を迎えても、トウモロコシはストリーに関係しなかったので、トウモロコシに深い意味は無く、ドラマ「家族狩り」は「となりのトトロ」的な要素が欲しかったので、トウモロコシを使ったのではないだろうか。

ドラマ「家族狩り」は、裏番組の日本テレビの金曜ロードショーで、映画「となりのトトロ」を含むジブリ三連砲を食らった。その後、金曜ロードショー「新世紀エヴァンゲリオン」三連砲も食らっている。

ジブリ作品は何度放送しても視聴率が高いので、TBSの金曜10時枠ドラマの大敵と言われ続けている。

なかでも人気の高い映画「となりのトトロ」は因縁の大敵である。その映画「となりのトトロ」には、メイが入院中のお母さんのためにトウモロコシを届ける感動的なシーンがある。

だから、ドラマ「家族狩り」は、高視聴率を誇る「となりのトトロ」の要素を取り入れ、大野甲太郎(藤本隆宏)にトウモロコシをお裾分けさせたのではないだろうか。

■家族狩りの結末の解釈
ドラマ「家族狩り」の結末は、フジの樹海に逃走した犯人・大野甲太郎(藤本隆宏)と山賀葉子(財前直見)が生きているのか、死んだのか分らないという結末だった。

ドラマ「家族狩り」の結末に明確な答えや解釈はなく、解釈を視聴者に丸投げする終わり方だった。

私はドラマ「家族狩り」の結末を、「犯人・大野甲太郎(藤本隆宏)と山賀葉子(財前直見)は樹海で死んだが、世の中には犯人・大野甲太郎(藤本隆宏)と山賀葉子(財前直見)と同じような殺人鬼は大勢居り、いつも、どこかで同じような事件が起きている」と解釈した。

■生きる
ドラマ「家族狩り」を観ていて、2つの「生きる」を連想した。1つ目は黒澤明の映画「生きる」で、2つ目が2011年放送のフジテレビドラマ「それでも、生きていく」だ。
黒澤明の映画「生きる」は、市役所の課長は癌が判明し、最後に命を賭けて公園を作る話である。

フジテレビドラマ「それでも、生きていく」は、犯罪者の家族と犯罪被害者の家族を描いたドラマである。

ドラマ「家族狩り」の駒田玲子を演じた信太真妃もフジテレビドラマ「それでも、生きていく」にも出演していた。

古い記憶なので正確には覚えていないが、「それでも、生きていく」の駒田玲子は風間俊介にレイプされて殺され、湖に捨てられた役だったので、あまり出演はしていなかった。

しかし、ドラマ「家族狩り」では、信太真妃は最終回まで生きており、最終回に出番もあったので、生きてて良かったと思う。

死んだら確実に出番は無くなるが、生きていれば、最終回に出番があるかもしれない。だから、ドラマ「家族狩り」を観て、死ぬよりは、生きてる方が良いのではないかと思った。

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