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原作「すべてがFになる」のネタバレ感想

森博嗣の原作小説「すべてがFになる」のあらすじとネタバレを含む夏休み読書感想文のネタバレ感想編です。


このページには、森博嗣の原作小説「すべてがFになる」のあらすじや犯人のネタバレなどが含まれています。原作小説「すべてがFになる」のあらすじや犯人のネタバレを知りたくない人は、閲覧にご注意下さい。

森博嗣の原作小説「すべてがFになる」のあらすじと真犯人(黒幕)ネタバレは「原作小説「すべてがFになる」のあらすじとネタバレ」をご覧下さい。

■すべてがFになるの感想
森博嗣の原作小説「すべてがFになる」を読んだ。原作小説「すべてがFになる」は理数系小説で、難しくて理解できない点もあったが、面白かった。中でも、一番面白かったのは、「トロイの木馬」を使った密室トリックだ。

私は以前に密室トリックをテーマとした貴志祐介の小説「鍵のかかった部屋」を読んでいたので、「すべてがFになる」ではどのようなトリックで密室を完成させるのかと注目していた。だから、「トロイの木馬」を使った密室トリックは意外性があって面白かった。

トロイの木馬とは、ギリシャ神話に登場する大きな木馬で、トロイ軍は撤退したギリシア軍が置いていった大木な木馬を戦利品として城内に持ち帰ったが、その木馬の中にはギリシア軍の兵が隠れており、トロイの木馬から忍び出たギリシア軍の兵が城門を開け、ギリシア軍を城内に引き入れ、ギリシア軍が勝利するという話である。

最近はコンピューターウイルスの一種として「トロイの木馬」という言葉が使われており、森博嗣の原作小説「すべてがFになる」の中でも、真賀田四季はシステム「レッドマジック」にカウントダウンのプログラムという「トロイの木馬」を仕込んでいた。

しかし、森博嗣の原作小説「すべてがFになる」で最大の見どころは、真賀田四季が妊娠しており、真賀田四季自体が木馬になっていたという点である。妊娠した真賀田四をトロイの木馬にするのは、面白い着眼点だと思った。

真賀田四季が真賀田研究所の地下に監禁されたとき、真賀田四季は14歳だったので、真賀田四季が妊娠している結末は予想外だった。真賀田四季が当時14歳というのも、読者をミスリードさせる大きな要因だろうと思う。

ただ、真賀田四季が14歳で妊娠していたため、真犯人(黒幕)の所長・新藤清二のイメージがロリコンになってしまった。

しかも、所長・新藤清二と真賀田四季は叔父と姪の関係なので、所長・新藤清二は近親相姦で真賀田四季を妊娠させた変態のロリコンだった。

真賀田四季がどういう経緯で叔父の所長・新藤清二と近親相姦に及び、所長・新藤清二の子供を妊娠したのかは分らない。

だから、所長・新藤清二が真賀田四季の両親を殺した動機が不明で、トロイの木馬というトリック自体は面白かったが、動機という点では消化不良だった。もう少し、殺人の動機が強かれば良かったと思う。

さて、私は森博嗣の原作小説「すべてがFになる」を読んで、教育は人間に対するプログラムなのだと思った。

人間は、学問・倫理・常識などをプログラムされ、人格を形成していくロボットに過ぎず、真賀田四季はプログラマーとしては天才だったかもしれないが、常識や倫理観の欠落したロボットに過ぎないのかもしれない。

ただ、真賀田四季の娘ミチルが天才ではなかった。だから、教育や努力では天才になれないようである。

娘ミチルは天才では無く、真賀田四季の思想が理解できなかったため、殺された。私も真賀田四季の思想が理解できなかったので、真賀田四季の元に生まれていたら、直ぐに殺されていただろう、と思うと少し寂しくなった。

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コメント

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ゲーム版もやってみるとよいですよ
個人的には娘のミチル生存が一番好きです

名無し : 2014年10月04日(土)

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